鳥のつぶやき 001

2013/06/15 6:50 pm

へんなタイトルだけど、「店主ひとりごと」みたいなものです。

「ちいさな鳥」、こっそりひっそり存在する、なんの店なのかもよくわからない、へんな場所であるにもかかわらず、ときたま酔狂な人が訪れてくれます。(笑) 笛吹きの友人がひらいたお話会のさなか、一人のおばさまがこう突然発言しました。

「ほら、あのドラマみたいね、朝の連続テレビ小説の・・・、ほら、あるじゃない、ふるーいおうちに変な人がいっぱい集まって、かわったことしてる・・・」

そのドラマを誰も見ておらず、一同リアクションに困ったのですが’(笑)、友人、しれっと、

「変な人とおほめいただき、まことにありがとうございます。変な人の変なお話会、それでははじめさせていただきます」とご挨拶。お話会がはじまりました。

わたしは、それを見ながら、「たしかになあ・・・」と。おととし、この家が倉庫にしか使われていないのを見て、ふと、ここにたくさんの人が集う光景を思い浮かべ、アトリエにしてしまおうと思い立った日のことを思い出しました。イメージが浮かべば浮かぶほど、やることは山積み。一人での作業は果てしなく、まるで瞑想のようでもありました。

今は、ひとりひとりのお客様、少なからず友人となっていくのですが、みなさんがこの家に足を踏み入れ、なにか言葉を交わしていくたびに、なにかが変化していくのを感じます。

アトリエ開放も、しょっちゅうというわけにもいかず、一ヶ月に4,5日ほど。そこにふらりとお客様があらわれる。それはわたしの思い描いていたスローなテンポそのもので、私自身はそれによって満たされています。そんなポツリポツリのアトリエびらきも、6回目。自分がしたいことがなんなのか、どんな形にしていきたいのか、すこしずつまた見えてきています。

この先、少しずつアトリエ(と、お隣の謎のスペースとまり木)はまたカタチを変えていくと思いますが、それをゆるやかに変調していく音楽のように、たのしんでいただけるとうれしいです。今考えているのは、アトリエの一階は、本とアートにフォーカスをしぼり、とまり木に、雑貨展示の機能をもたせていくということ。そうすると、今工房として使われているとまり木にはそれなりの工夫が必要となります。再び「考えることが山積み」生活のはじまりですが、なんとなくいろいろなことが自分の意思だけではなく、さまざまな方たちの思いや、目に見えない存在の意図、のようなものまで複雑にからみあっているのかな、と感じはじめています。

すべては、つながっている。

いつもありがとうございます。

アトリエびらき、二日目の、ひとりごとでした。